和くらし・くらぶ

和くらし通信

和くらし・くらぶ ~九州の旅2022~

2022.3.26


「佐賀県三瀬村にて」

「九州の女性匠展」

和くらし・くらぶはアクロス福岡で開催される女性伝統工芸士展に毎年おじゃましています。

今年はコロナ禍で開催されませんでしたが、同じアクロス福岡の匠ギャラリーで開催された「九州の女性匠展」に行ってきました。

狭い会場でしたが、出展者12名の明るく華やかな作品に癒され、また一年ぶりにお会いした匠たちとの会話に花が咲きました。




九州の女性匠展 2022年3月7日(月) ~3月17日(木)  https://awtac.jp/mp/KYUSYU-jyoseitakumi


農家民宿「具座(ぐざ)」

福岡で一泊したあと、博多から車で45分の佐賀県佐賀市の農家民宿具座(ぐざ)に宿を移しました。

ここはたまたまネットで見つけ、「牛舎を改装」「お風呂は五右衛門風呂」等、おもしろそうと予約をしたところです。


 大都会の博多から1時間も離れていないのに、山間ののどかな田園風景の中にその宿はありました。ご主人は50歳で役所を早期退職し、やりたかった農業と民宿とどぶろく作りを始めたそうです。

宿の奥さんが「田舎の家庭料理ですよ」と遠慮がちに出してくれたお料理は、何種類もの採れたての自家製野菜が中心で、私たちはそのおいしさに圧倒され、普段食べない量をモリモリと頂きました。もちろんどぶろくも。


宿のご夫婦も私たちと一緒に食事をしたのですが、アルコールも入り一気に距離が縮まり、まるで田舎の親戚の家に遊びに来たかのような楽しい時間でした。
早咲きの桜や水仙の咲く道を散策したり、群生したつくしを見て驚いたり、いつまでものんびりとしていたい気持ちを断ち切って、次の目的地の唐津、伊万里有田へと出発しました。




唐津焼(小杉窯)

人気の作品は100種類の魚の箸置き。

釣が趣味の小杉さん。

陶器なのに魚たちが生き生きと跳ねて見えるのはスゴイ。

工房の2階にある展示場は、いろいろな動物でいっぱいだ。

皆、お気に入りの作品をゲットして大満足。



伊万里有田焼(惣次郎窯)

 いつも物腰柔らかでとても気さくな大串さん。

伊万里有田焼の伝統工芸士会会長を務めた産地の重鎮だ。

今日もろくろ製作中でご多忙中だったにもかかわらず、私たちの突然の訪問を歓待してくださった。

短い時間だったが、お会いできてよかった。


グルメ 

<そばの芽料理とそばの店 木漏れ陽(こもれび) 佐賀県富士町>

自家栽培のそばの実を使用した手打ちそばとそばの芽料理が大人気。

傷みが早いそばの芽を新鮮で美味しく提供できるのはこだわりの自家栽培だから。

古民家のような懐かしいお店の雰囲気が美味しさを引き立てる。